国民の責任

ガソリン等の暫定税率が復活してしまいました。
衆議院２／３以上の賛成です。

独裁政治がなぜ許されたのか？

そもそも、郵政民営化賛成か？反対か？と問われた選挙で、
与党に議席を与えすぎた国民の責任も忘れちゃいけない。

郵政民営化にのみ賛成したつもりでも、
その後４年間、好きなようにやっていいよ
と許したんだよ、国民は。

その結果どうだい？
暫定税率が復活し、
後期高齢者医療制度が始まった。

郵政は民営化するのはいいよ、と言っただけなのに!!

一つの法案に、国民投票で賛否を問うのはいいでしょう。
でも
解散総選挙で賛成すれば、その他の法案も全て
与党の思うがままなんだよ。

今、暫定税率に反対と考えてる国民、
郵政には賛成してなかったろうね？

支持率８０％の首相が言っても
踊らされない、視線が必要だよ。

もっと賢くなろうよ。

おれ？
当時から嫌いだったよ、あの首相。
なぜ、あんなに支持率が高いのか理解できなかった。
マスコミも、なぜあんなにヨイショするのか理解できなかった。

支持率が高すぎると、暴君になってしまう。
何をやったって許される、と思い込む。

かつて、第２次世界大戦に突き進んだ独裁者を
イメージしてしまった、当時。


ほとんど否定したいあの首相だけど、
評価してる点が二つ

一つは、きっぱり首相のイスを降りたこと。
支持率が高いうちに辞めるのは、なかなかできないこと。
もっとも
もう１期やってたら、暴君って言われたかもしれないけど。

もう一つは
ライ病隔離政策を止めたこと。
政治家の怠慢で、意味なく続いていた政策を廃止しました。
それまでの政治家の愚行を、世界に遅れること３０年
ようやく改めた。
これだけは、“高”評価してます。


そのときマスコミが取り上げた１点に踊らされないよう
賢くなろう。